紙幣も古銭であるのか

現在では存在していませんが、以前は様々な紙幣がありました。100円札だけではなくて、500円札なども存在しており、使用されている人物などにも違いが発生しています。これも立派な古銭の一つになっており、現在では発行されていませんので高額な金額で取引を行われているケースもあります。

もしも100円札を所持している方は状況によっては、高価買取を行ってくれる可能性を秘めています。特に品質がいい状態の場合には、それだけ高い価格で買取してもらえるかもしれないです。逆に品質が悪い場合には、魅力的な100円札でも高価で買取をしてもらえるのが難しくなってしまいます。昔に発行されている古銭でもありますので、いい状態を維持する事は非常に難しいです。しかし上手く管理を行っていく事ができれば、いい状態を維持する事ができるので高い金額に買取してもらえる可能性に繋げる事ができます。

多くのお店で古銭の買取を実施しており、比較的100円札も高い価値を持っている事が多いです。逆に買取だけではなくて、販売しているケースもあります。こちらも状態が良ければそれだけ高い金額で販売されている事が多いので、よく見極めてから購入しないといけないです。お店によっては安い金額で販売されている事もあるからです。現在発行がないのが100円札にもなっています。その為コレクターにとっては、大変魅力的な古銭になっており、高い人気を誇っている状況です。

ちょっと変わった古銭

古銭は、大きく紙幣と硬貨に分類されます。国内で発行された紙幣は、外国に比べると種類が少ないという事情があり、国内のコレクターからは紙幣番号がゾロ目になっているものや、いわゆるAーA券と呼ばれる紙幣が人気を集めています。また、オリンピックや万博が開かれたことを記念して、記念硬貨が発行されますが、外国では「記念紙幣」が発行されることも珍しくはありません。国家として独立した記念日や、建国記念日などに、記念紙幣が発行されています。ところが、国内ではこういった記念紙幣は発行されたことがないため、コレクションする紙幣の種類が少ないという事情もあるのです。

ちょっと変わった紙幣として、戦時中に発行された軍票があります。軍票とは、戦争のための資金調達のため、政府や軍によって発行される紙幣で、軍用手形や軍用切手と呼ばれることもあります。国内で初めて発行された軍票は、西南戦争のときに西郷隆盛が発行した「西郷札」と呼ばれる軍票です。日露戦争以降になると、ことあるごとに盛んに発行されるようになりました。日清戦争、日露戦争、青島出兵など、その軍票が発行された戦争の種類ごとに分類されています。初めのうちは、明治通宝という政府紙幣のデザインがそのまま採用されていて、縦に長い形状をした紙幣でした。その後、通常の紙幣と同じように、横長の形状のものが一般的となっていきます。

太平洋戦争中には、国内だけでなく、フィリピンやマレー半島でも発行されています。

歴史的に価値のある古銭

古銭において、歴史的な価値が高いと言われる紙幣が10円札と呼ばれる紙幣です。この紙幣は終戦直後にアメリカ軍の命令により発行させられたお金です。日本では戦争が終わってから物価が急上昇しましたので、1銭硬貨や10銭硬貨の価値が低くなりました。これに変わってアメリカのGHQはインフレを抑えるために、1円以下の額面のお金を全て効力を無くさせ、新しく紙幣を作らせることにしました。新円切り替えと呼ばれるこの措置は実際にはインフレ抑止に対する効果はほとんど無く、新札が発行された後も物の値段は上がり続けました。

ところで、この10円札紙幣の全体的なデザインは民間企業を中心に作られました。今までに無いような目新しいデザインですが、現代になっても語り継がれている奇妙なお話が残っています。お札の表面を全体的に見てみると、「米国」の文字が浮かび上がってきます。さらに、国会議事堂の下にモヤモヤした部分がありますが、これはアメリカ軍によって破壊された「戦艦大和」がデザインの元となっています。

GHQは10円札発行の後にも、500円札、1000円札といった当時では高額な紙幣の発行に乗り出しましたが、インフレ状況悪化への懸念からすぐに発行が停止されました。そのため現存する紙幣の枚数は非常に少ないため、現在では10円札と同様にプレミア価格で取引されています。アメリカ軍と日本国の思惑の違いに歴史を感じる事のできる10円札は古銭収集家の中でも大変貴重な商品です。